この現場、本当にロボットの導入が必要ですか?~デジタルシミュレーションって何?~
デジタルシミュレーションって何?
こんにちは。ピーエムティー ソリューションプロバイダーグループの大当です。
突然ですが、いま皆様の作業現場ではどんなお悩みがありますか?
当サイトをご覧いただいているお客様の中には、作業効率や生産性の向上のためにロボットの導入を検討されている方も多いかと思います。
・ロボットを何台導入すればいいの?
・ロボット導入が効率化に繋がるの?
・費用対効果が知りたい!
・レイアウト変更で最適化を図りたい。
・・・そんな疑問やお悩みを解決するのが、「デジタルシミュレーション」。
本記事では「デジタルシミュレーション」についてお話していきたいと思います。
目次
- デジタルシミュレーションって何?
- 本当にロボット導入が必要なの?
- 具体例を見てみよう!
1.デジタルシミュレーションって何?
デジタルシミュレーションとは、簡単に言うと「思い描いている最適なイメージをモデル化」するものです。
3D動画で実際の現場でのロボットの動きを確認したり、ロボットや人の最適数を分析することが可能です。
「この現場、もっとこんな風になれば作業の効率があがるのに・・・」
と頭の中で考えているイメージを可視化・分析できれば
導入するロボットのタイプ、現場のレイアウトや動線、導入台数、導入後に作業人数をどれだけ削減できるか
など、具体的な解決方法が見えてきますね。
2. 本当にロボット導入が必要なの?
1.でシミュレーションについて簡単に説明させて頂きましたが、
イメージが可視化できる!・・・とは言っても、そもそもイメージが湧かない、という方も少なからずいらっしゃるかと思います。
国内で数十社、世界では数百社のAGV・AMRメーカーが存在する中、そこから最適なロボットを探し出すことはとても難しいもの。
当社でもたくさんのロボットを扱っており、よくお客様から
「たくさんあるロボットの中から、どのように判断して選んでいるのですか?」と聞かれます。
私達は、まずはロボット導入を意識せずシミュレーションを行い、お客様にとって最適な方法を導き出します。
その結果を元に改善を行い、導き出した解決策・作業手順などをマニュアル化し、提案させていただくまでが一連の流れになります。
その際、必要性がある場合に、一方法としてロボットの導入をご提案するのです。
つまり、ロボットの導入が必須条件ではありませんので、「現時点でロボットは導入できないが、作業の効率化を図りたい!」というお悩みにも、シミュレーションによってフレキシブルにお応えします。
そのほか、次のようなシミュレーションもできます!
- 各種ロボットアーム/ハンド作業
- 作業者の動き(動線)
- ドローン導入
他にもシミュレーションしてほしいもの、特殊なもの、事前に確認したいものがあればお気軽にご相談ください!
3. 具体例を見てみよう!
ここでもっと分かりやすく、簡単な具体例を見てみましょう。
例1)シミュレーション動画
上の動画はピースピッキングのシミュレーションサンプルです。
左:人のみで行った場合
右:人とAMRで行った場合
ピッキングを行った際の、作業効率の違いについて検証しました。
右のAMRを導入した場合の方が、効率が上がっていることが分かりますね。
(トップページにもいくつかサンプル動画がございます。こちらから!)
例2)導入台数とコスト関係グラフ
こちらは自律搬送ロボットの導入台数と、コストの関係を表したグラフになります。
横軸が導入台数、縦軸がコストです。
ここで、オレンジ色の線の搬送数に注目してみて下さい。
導入台数が5台以上から、横這いになっていますね。
つまり、5台以上導入しても搬送数は変わらないということがシミュレーションによって明らかになりました。
このように、様々なパターンに合わせて最適な改善方法ををしっかりとシミュレーションしていきます。
もっと具体例が知りたい!と思ってくださった方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
…以上、デジタルシミュレーションについてお話させていただきました。
シミュレーションがどのようなものか、イメージいただけましたでしょうか?
私たちソリューションプロバイダーは、デジタルシミュレーションを用いて、皆様が抱える悩みや不安の解消をサポートしています。
読了いただき、ありがとうございました!
デジタルシミュレーションに関すること
AGV・AMRといったロボットに関すること・・・など
疑問点、ご相談ございましたら、お気軽にお問い合わせください。